今回はインスタグラムのARフィルターについてご紹介します。
Facebookが提供するSpark AR Studioを使用すると、Instagramストーリーで使用できるARフィルターを使用することができるようになります。
AR機能を活用することでより効果的な広告活動に繋がりますし、今現在の最先端トレンドなので吸収しない手はないですね!
ARを初めて聞く方にも分かりやすく解説していきます!
目次
そもそもARって何?
ARはAR(Augmented Reality、拡張現実)と呼ばれていて、実物背景に仮想の視覚情報を上乗せすることで現実世界を拡張することを指します。
インスタグラムではストーリーカメラでAR機能が使え、様々な演出を楽しむことができます。
物体の動きに反応してARの演出も変化させることが出来るのでインスタグラムでも大人気の機能です。
実際にインスタグラムARを見てみよう!
実際にARを見てみましょう。
一番身近な例はポケモンGOだったりドラクエタクトといったソーシャルゲームに出てくるキャラクター達です。
現実世界とARを混合させることであたかもポケモンたちが現実にいるかのように私たちに見せてくれるのです。
他にはSNOWのフィルター機能が一般的に普及しているARです。
こちらはファイナルファンタジーとSNOWがコラボして実現した機能ですが、自分が写真を加工することで好きなキャラクターに近づける機能になっています。
そしてこれからが本題ですが2017年からFacebookが提供しているのがSpark ARです。
Spark ARは実はマーケティングにも活用されています。
こんな感じでスターバックスでは定期的にARを使ったユーザー参加型企画を実施しています。
広告費用を殆どかけることなくユーザーにハッシュタグを付けて投稿してもらえるのでARの広告としての機能は抜群ですね!
他にもオレオだったり化粧品会社だったりと幅広い企業がARシステムを導入してユーザーを巻き込むことに成功しています。
Spark ARを活用するメリットとは?
続いてはSpark ARを活用するメリットについて紹介していきます。
インフルエンサーがARを使用することでプロモーション力アップ!
インフルエンサーがARを使用することでユーザーからの反応が格段に良くなります。
企業が用意したARを付けて投稿するだけで興味を引くことが出来ますし、インフルエンサーの収入アップに繋がるので一石二鳥です。
投稿を見た人がARを使い、更にハッシュタグを付けて投稿することで更に拡散力アップにつながります。
通常のプロモーションではハッシュタグを付けて投稿してくれる一般ユーザーはかなり限定されますが、ARを使うことで遊び感覚でハッシュタグをつけてくれる確率が上がるのです。
試着機能でCVRアップ!
ARのメリットは認知度を上げるだけにとどまりません。
ARを使用することで商品の試着も可能になります。
化粧品も付けた感じでインスタグラムに投稿することが出来るのでより購買意欲が湧きたちます。
ネットショッピングに商品を出稿することを考えている方はARの搭載も是非検討してください。
実際に自分でARを作ってみよう
さてさて、便利なARを実際に自分で使い、作ってみたくありませんか?
思っているほど難しい作業ではないので一緒に試してみましょう。
まずはインストーラーをダウンロード!
プロジェクト作成&3Dオブジェクトを作成しよう!
AR studioでは下記の5つのフィルターを作成することが出来ます。
Hand Tracker:手の認識
Segmentation:人物切り抜き
Plane Tracker:平面認識
Target Tracker:画像認識
Face Trackerでは人間の顔を認識することでARフィルターを配置し、フェイスペイントを搭載したり、口の動きを作成することが出来るため一番人気の高いフィルターです。
Hand Trackerでは手の動きに合わせてエフェクトを自在にかけることが可能ですが、注意点を一つだけ。
Hand Trackerでは片手しか認識することが出来ないので両手を使った演出を考えている方は片側の手でごまかせないか考えてみてください。
Segmentationでは背景を自分の好きな画面に入れ替得ることが出来ます。
公式アプリにテンプレートは沢山用意してあるので自分の好きな背景に着せ替えをしてみましょう。
残り二つの機能も物体を追跡する機能なので顔、手の追跡と大差ありません。
3Dオブジェクト作成も公式アプリのチュートリアルに従うだけで簡単に作成可能&テンプレートが多数用意されているので操作に困ることはありません。
まとめ
今回は企業も使用しているSpark ARについて紹介しました。
自分の商品を効率よくプロモーションするためにはとても有効なツールなので是非一度は活用してみてください。
独自のARを作成したい方は企業に外注することが出来ます。
費用は安いもので100万円程度からになります。
決して安い値段ではないですが、インスタグラム内の機能なので新たにアプリを開発する費用を省けますし、高いCVRを実現するためと割り切れば十分元手は回収できる費用です。
これからもインスタグラムの便利機能を紹介しますのでよろしくお願いします!